笑ってしまうほど、答えが見えてくる 合格 チャート  

『可能』とは、理論上や規定上は矛盾なくそういう状態が考えられるという意味です。

つまり、現実に起こるかもしれないということです。

可能性コトバ、■■■肯定的な安全コトバ

年度

設問

肢問

正誤

キーワード

  問 題

H21

23

2

O

基礎構造

2.       水平力が作用する杭基礎において、地震時に液状化する可能性がある地盤では、

水平地盤反力係数を低減して、杭の水平力に対する検討を行う。

肯定的な安全コトバで○。

H20

22

2

X

構造計画

2.プレストレストコンクリート造は、鉄筋コンクリート造に比べて長スパンに適しているが、

一般に、ひび割れ発生の可能性高く、耐久性は鉄筋コンクリート造より劣る

 

○一般に、ひび割れ発生の可能性低く、耐久性は鉄筋コンクリート造より優れている

 

プレストレストコンクリートは、PC鋼線をコンクリート中に配筋し、これに張力を掛けて、

定着することにより、コンクリートの軸方向に圧縮力を与える構造である。

したがって、ひびわれは一般のコンクリート部材より起こりにくいと言われている。

H18

23

4

O

木材・木質系材料

4.防蟻処理を行う場合、土壌処理を行う範囲は必要最低限とし、可能な限り、

「建築物内へのシロアリの侵入阻止」と「木材の湿潤化防止」を目的とした

構造法を併用する。

常識的な安全文章です○。

H16

9

2

X

地盤・土質

2.飽和砂質土層であっても、細粒土含有率が低ければ液状化の可能性低くなる

 

○細粒土含有率が低ければ液状化の可能性高くなる

 

(液状化の可能性の判定基準)

@水位以下 A深度20m以浅 B細粒分含有率が35%以下の地盤

H16

18

4

O

基礎構造

4.液状化の可能性のある地盤において、杭の水平力に対する検討を行う場合、

一般に、水平地盤反力係数を低減する

肯定的な安全コトバで○。

H14

10

2

O

木構造

2.合板等を用いた耐力壁は、一般に、大きなせん断耐力を有しているので、

柱・横架材接合部には、大きな引抜き力が作用する可能性がある。

 

大きなせん断耐力を有しているとは、地震時の水平力が集中するということです。

したがって、フレーム面内で、柱・横架材は平行四辺形に近い変形をします。

片側が圧縮でもう一方が引張りとなり、引張り側には、

大きな引抜き力が作用する可能性があります。

H13

19

4

O

基礎構造

4.鉄筋コンクリート構造の擁壁が長く続く場合、大きな不同沈下を生じる可能性

あるので、構造体には、30m程度ごとに伸縮継手を設けるほうがよい。

常識的な安全文章です○。

H13

22

2

O

構造計画

2.圧密沈下が生じる可能性のある地盤において、不同沈下による

障害を抑制するために、独立フーチング基礎の基礎ばりを剛強にした

肯定的な安全コトバで○。

H12

18

5

O

基礎構造

5.地震時に液状化する可能性のある地盤では、水平地盤反力係数を低減して

杭の水平力に対する検討を行う。

肯定的な安全コトバで○。

H12

22

1

O

各種構造総合

1.   プレストレストコンクリート構造は、一般に、鉄筋コンクリート構造に比べて、

大きなスパンが可能である。

常識的な問題です○。

H11

9

4

O

地盤・土質

3.       自然含水比が液性限界より大きい土は、外力による乱れに対して、

液体状となる可能性を有する不安定な土である。

 

液性限界とは、土が塑性体から液体に移るときの境界の含水比のことです。

したがって、含水比の大きな土ほど、液状化を起こしやすいといえる○。

 

H10

19

1

O

基礎構造

1.       地震時に地盤が液状化する可能性がある場合は、

水平地盤反力係数を低減して、杭の水平力に対する検討を行う。

肯定的な安全コトバで○。

H10

19

3

O

基礎構造

2.       圧密沈下が生じる可能性のある地層を貫く支持杭の設計においては、

一般に、杭周面に下向きに作用する摩擦力を考慮する。

 

圧密沈下が起こると、杭の周辺の地盤が下がり、杭は下向きに土から引張られます。○

 

H09

21

4

X

構造計画

3.       圧密沈下が生じる可能性のある地盤なので、不同沈下による障害を抑制するために、

地中ばりのない独立フーチング基礎とした。

不同沈下の障害を防止するためには、地中梁と基礎を堅固に接合して、

基礎全体の地耐力で建物の重量を支持するように計画するほうが良い。

 

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